KOR=GIRL Interview
世界的楽器メーカー「KORG」シンクロのもと結成された女性2人組ビート・ヒッティング・ユニット、それがKOR=GIRL。日本人離れした感性がサウンドの上で踊る二人に、メジャー1stミニアルバムの事や、制作、そして2人の操る楽器”WAVEDRUM” にて伺いました。
ミニアルバム KOR=GIRL Ⅰ について
ー7/21にメジャー1stミニアルバム「 KOR=GIRL Ⅰ」をリリースしましたが、どんな作品になりましたか?
MIKOTO:KOR=GIRLとして初めてのミニアルバムなので、色んな面を見てもらいたいと思って、曲もそうですが、ヴォーカルとかも結構曲ごとに表情を変えているんですよ。
ーこのアルバムで、発売前に全曲無料配布するという、音楽業界に一石を投じるような試みがありましたね。今回は"Free Download Edition" になりましたが、この試みを最初聞いた時、アーティストとしてはどう感じましたか?
FUJI:いやぁ、実際私はビックリしました。でもプロデューサーのTerukadoさんから想いは聞いていたし、公式サイトでメッセージにされている通りだと思いました。
MIKOTO:今はネットが普及した分、皆さんの娯楽がネットやゲームになってしまって、音楽から離れていってしまってるんだろうなって思うんです。昔って、もっと音楽が身近にあったような感じがして。CD買う人も減っているし、無料で音のいいものが落とせたりするじゃないですか。だからこれから音楽が生き残って行く為には視点を変えていかないと、このままでは良い方向に向かないっていうTerukadoさんの意思を聞くと、無料配信は前向きな意味で格好いい事なのかもしれないって思えてきます。
FUJI:まだKOR=GIRLってデビューしたばかりで、知らない人も沢山いると思うんですけど、 Free Downloadした事によって多分色々な人が聞いてくれると思うんですよ。
だからそういう事は嬉しい事だなって2人でも言っています。
ーそれに対しての周りの反応はいかがでしたか?
MIKOTO:「え、CDリリースする意味ないんじゃない?」って言われたり(笑)、「何それ?」って言われたりしました。親に無料配信になった事だけを伝えるとやっぱり「あんた達、大丈夫なの?」って言われたりして(笑)。今回の無料配信に対しての上辺だけ聞いちゃうと、CDを出す意味がないと思われるのも仕方ないんですけど、多分このメッセージの本質はKOR=GIRLがライブをスタートさせてから、理解してもらえるんじゃないかなぁと思ってます。「音楽体験」というのがキーワードなので。
ー歌のタイトルが面白いですけど、これは地名ですよね。
MIKOTO:そう、ほぼ地名なんですよ! 英詞なのでフックが欲しいっていう事で、Terukadoさんが「日本の地名にしよう。」って言ってくれて。
FUJI:”WADA” だけは違うんですよ(笑)
ーそう、このタイトル気になってたんですよ。
MIKOTO:”WADA” はファンク色が強い曲なんですけど、日本のファンク、R&Bといえば…和田アキ子さんじゃないでしょうか!っていう思いが込められているんですよ。
ー歌詞を英詞にしたのは理由があるんですか?
MIKOTO:もともと「歌モノというよりは声も楽器として使いたいと思ったんです。
英詞でやる事が決まった時、仮歌の時点では、デタラメ英語で書いていて、それを響きのいいものにしていったんです。 勿論意味とかはあるんですけど、 でもこれ英文法、ぐっちゃぐちゃなんです(笑)
ーちなみにどんな内容ですか?
MIKOTO:「NANBA」は自分らしさというか、自分のアイデンティティを探してるという感じの事を歌っています。何に対しても躊躇しまくって、自分に巡ってきたチャンスを自分も逃す事を多くて、そんな自分自身に問いかける曲です。「TENJIN」…これは結構かったるい曲なんですよ。だるだるなヴォーカルで。
FUJI:曲はノリノリなんですけどね(笑)
MIKOTO: 内容は、”もうほんと私、何もやる気なくて、早く消え去りたい。自分に疲れるのに疲れた。” っていう感じで結構イッてますねぇ。
ーDEEPな感じですね。
MIKOTO:そうですねぇ。「WADA」は、DVを受けている女の子の話なんですけど。“私に近寄らないでー!”って感じの曲です。「MIYAJIMA」は、自殺願望がある女の子の話で……なんか暗くなってきた。
一同笑
MIKOTO:でも「OUMI」は、結構マシな曲で。





























